Hino Spring Market

ご依頼の背景
Hino Spring Marketは、日野市の事業者が連携し、地域の産業や食の魅力を発信していくプロジェクトです。オンラインマーケットの運営、オリジナル商品の開発・販売、イベントの企画を通して、日野の誇れる産業を土台に、若い挑戦をつなぎ発展させるプラットフォームを目指しています。ロゴからパッケージ展開まで一貫したブランドイメージを構築し、「人に自慢したくなるMADE IN HINO」の商品づくりへつなげるため、ブランディングデザインをご依頼いただきました。
リサーチと分析
制作にあたっては、プロジェクト名に込められた「3つのSpring」を起点に、活動の目的や事業内容、ターゲット、現状の課題を整理しました。Springには、春の芽吹き、飛び跳ねるバネ、泉・源泉という意味があり、それぞれ「新しい挑戦」「飛び立つ後押し」「日野の歴史や風土」を象徴しています。さらに、オンラインマーケット、商品開発、イベント運営という事業の役割を踏まえ、情緒性・社会性・機能性・事実・顧客・世界観・カラー・キャラクターに分けてブランドの構造を確認しました。

コンセプトをつくる
分析から導き出した本質的価値は、「日野の誇れる産業を土台に、若い挑戦をつなぎ発展させるプラットフォームである」ということ。そこから、「日野」「春」「バネ」「泉」「マーケット」「若い」「新しい」「挑戦」「土台/プラットフォーム」などのキーワードを抽出し、デザインの判断基準へ変換しました。デザインコンセプトは、3つのSpringを表す「軽やかさ、躍動感、新鮮さ」。そこに、挑戦を支えるプラットフォームとしての安定感や力強さ、マーケットらしいわくわく感と多様性を加えました。
かたちにする
ロゴは、自由でのびのびとしたプロジェクトの印象を、流れるような手書きの筆記体と、植物が伸びていくようなしなやかな螺旋の形で表現しました。螺旋は、3つのSpringを象徴するマークとして、春の芽吹き、バネの躍動感、泉の新鮮さを重ねています。カラーは、春を表すライトグリーン、日野の水景を思わせるライトブルー、大地の安定感を感じるブラウンを中心に構成。洗練されたダークグレーを組み合わせることで、親しみやすさと大人っぽさのあるブランドイメージに仕上げました。

伝えていく
完成したロゴは、基本形・横形・スクエア形・アイコンなど、さまざまな使用場面に対応できるように展開しました。ブランドカラー、表示色パターン、クリアスペース、最小使用サイズ、背景色との関係、使用禁止例をまとめたロゴガイドラインも作成し、Web、SNS、パッケージ、イベント空間などで統一感を保てるよう設計しています。地域の事業者や利用者が「自慢したくなる」ブランドとして育っていくために、ロゴ単体ではなく、長く活用できるブランドの土台づくりを目指しました。
これまで、クリスマスマーケットの開催、街中でのポップアップの開催、ふるさと納税の返礼品のギフトとして選出されるなど、その活動は広がりを見せています。


プロジェクト概要
クライアント
Hino Spring Market
業種
地域産業イベント・加工品製造
期間
約3ヶ月
納品
リサーチ・分析シート、デザインコンセプト、ロゴ、ガイドライン
参考価格
40万円〜